年長さんから小学3年生まで揃い哲学対話とアクティビティをした今回は、「不安・心配」をテーマに進みました。
まずは自己紹介とアイスブレイク。
子どもたち同士インタビューのように質問をするゲームをしました。
何もないところから「問いを立てる」練習になるゲームです。
子ども哲学のお約束を説明した後では、初めて参加してくれたお子様方もとても安心してくださったようです。
今回は絵本の読み聞かせを元に対話を進めていきました。
(ネタバレ注意)Rubyが自分に「不安ちゃん」がひっついているのに気付きます。不安な気持ちは日増しに大きくなって自分の好きなこともやりたくなくなるくらいいつも気になって心配の渦にハマりますが、ある日他の子にも不安ちゃんがついているのが見え、誰でもあることなんだ、そして不安な気持ちを話すと気が晴れていくんだと気付くストーリーです。
ここから話が派生していきました。
「不安な気持ちを1人でどうにかしなきゃ」って思う人
「誰かに頼ろう」って思う人
意見がきれいに分かれたのでどうしてそう思うのかの対話がでてきました。
そして
『もし自分に「不安ちゃん」が見えたらどんな形?どんな姿?』というお題で表現をしてもらいました。
絵で描く子、粘土や工作で作る子…
みんな自分の不安がどういうものか、解像度が高くてびっくりです。
描いている間の集中力もさすがでした。
完成後は1人ずつ自分の不安ちゃんについて説明、発表してもらいながら、
気になった点を自由に質問しあいました。
亀にのったキリン(不安)が肩の周りを回ってて1周2時間かかる感じ…
不安はポテト、それをキャッチした自分の中のAとBが色々言っててAはパニックになりがち…
不安にも色んな種類がある、全部パイナップルだけど色が違うでしょ?… …そして不安に対処するにはパイナップルをこうするの!
等等、多様な不安ちゃんをシェアしあいました。
最後は「不安ちゃんをなくすにはどうしたらいい?」と少し対話し、お開きとなりました。
少人数でリラックスしながら楽しく哲学対話できました!
ご参加くださった皆様ありがとうございました😊✨