幼稚園年長さんから小学2年生までの小グループで対面開催いたしました。
最初の自己紹介兼アイスブレイクでは、
あるカードゲームを使いカードに書いてある質問に答えながらお互いを少し知ってもらう、というアクティビティをしました。
この質問内容だけで1、2時間話せてしまえそうな勢いでしたが、一巡したところで今日のテーマである「音楽」にさっそく入ります。
.
.
ファシリテーターが自宅から持参した10種類以上の小さな楽器を、まずは手にとってどんな音がでるか…おのおので楽しみました。
すぐに誰かの発言で「皆で自由に合わせよう!」と合奏が始まります。
1、普通に合奏
2、「かっこよく」合奏
携帯で動画をとっておき後で聴き比べてみました。
「かっこよくなった?」
「どうしたらかっこよくなる?」
「かっこいい音楽ってどんな音楽?」
意見を交換した所で、
今度は怖い音楽にあわせて音を奏でてみます。
違いを少し楽しんだ後…
.
.
今度は
「1回聞いてからじゃないとどんな感じかわからないから、少し聞いた後に合奏しよう」
という意見が出ました。
理由もしっかりお話してくれます。
「◯◯の曲にあわせたい!」
「私は◯◯◯の曲!」
「僕は◯がいい!」
「じゃあどのくらい聞けば感じがつかめるかな?10秒?3分?全部?サビまで?」
「サビって何?」
「いつサビが始まっていつサビが終わったってわかるの?」
「順番は?」
「聞いてみて、楽器やって、全員分まわして時間たりる?」
…
…
途中で
『公平性』や『喧嘩と話し合い』についても意見を交換しながら、
どうやって進行していくか、
自分はこうがいいけどあんな意見もあるな、
どうやったら皆がそうしたいと思えるように調整できるか、
大人に邪魔されることなく全てお子さん達でじっくりと話し合い決定していけました。
.
.
すると途中で
楽器を曲に合わせて弾きたい組と
もう曲を流すのはいやで自由にセッションしたい組に意見が分かれ、
話し合ってもなかなか決着がつかないかな?と思った時、
誰かが「部屋のあちらとこちらで分かれてそれぞれやれば?」との提案が。
皆すぐに動き、時間ぎりぎりまで皆音楽のセッションを楽しんでいました!
童心にかえったように…というか童心そのもののまだ純粋な子供たちの純粋に楽器を楽しむ姿に、
こちらも思わず笑みがこぼれ愛しい気持ちで見ていました😊
.
.
お別れの時間がせまってしまったので、
最後に少しだけ
「音楽ってなに?」
「楽しくない音も音楽っていえる?」
など
少し深ぼっていくような質問をして1人1人考えをお話してもらって、今回の子ども哲学は終了。
.
.
割合としては大きいお子さんが多かった今回、
話自体も盛り上がりましたが、
皆でうまくやっていくためにはどうするか?という過程や、意見が割れた時にそこからどう進むかということも
大人の都合や社会の暗黙の了解的ルールなどに縛られずじっくり考えられた回になりました。
ご参加くださった皆様、誠にありがとうございました😊‼️‼️